2010年1月13日水曜日

青空ガレージ、ビフォー

リビングルームの掃き出し窓の前にある幅1.8メートルの小さな庭。ここが我が家の「青空ガレージ」です。

反対側を眺めてみると、こうなっています。

銀色のカバーが掛かっている物はスタッドレスタイヤの収納ラックで、ラックの隣には玄関があり、建物はそこで終わっています。そして玄関の向こう側には5メートルのアプローチと10メートルの縦列駐車スペースが続き、前面道路に抜けています。最初の写真に写っている端の立水栓から前面道路までの距離は24メートルです。
一方で幅はというと、駐車スペースだけは間口2.6メートルと若干広くなってはいますが、他はすべて2メートル未満しかなく、しかも前面道路まで左右はすべて建物に囲まれています。
以上で大体の様子は分かってもらえるでしょうか。こういった変形の土地は「旗竿地」や「敷地延長」などと呼ばれ都心部の分譲住宅地にはありがちで、道路に広く面した四辺形の土地に比べてネガティブな要素が多いぶん安価だと言えるようです。

さて、ここまでが工事前のビフォーです。ご覧のとおり基礎の周りは土のままにして半年ほど様子をうかがっていましたが、そろそろエクステリア工事を発注することにしました。バイクには興味がない家族たちがホッとできる小さな庭園でありながら、僕にとっては落ち着いてバイクの整備・保管・洗車ができる屋根無しのガレージ。そんな目標で進めようと思っています。

さっそく見栄え的に目標基準を満たしていないんじゃないかという心配もありますが、まず、工具セットやケミカル類を保管できる物置は欠かせないでしょう。あまり背の高い物置は貴重な日照に差し障りが出るのでパスして高さ150センチくらいのもの。スタッドレスタイヤもすっきり収納してしまいたいので奥行きは80センチ以上。するとこういったイメージの物置になるようです。段差の問題をクリアできるようであればツールワゴンを出し入れしたいとも思っています。

次に欠かせないと考えているのが、オフロードバイクを洗うときに出る泥を公共下水に流さず宅内処理するための浸透枡です。こうした直径30センチほどの枡を地面に埋めておいて洗車時の泥水を受け止め、枡の底に溜まった泥は定期的にすくい出して捨てようという計画。青空ガレージ全体の床は傾斜をつけたコンクリート敷きにして、その表面に写真のような丸い蓋だけが見えるようになる見込みです。
コンクリート敷きにマンホールのような丸い蓋!?そうなると誰が見ても洗車場といった殺伐とした風情になってしまうでしょうから、コストは張ってもコンクリートの表面には見栄えの良い石などを貼って、家族が喜ぶリゾート風?な雰囲気づくりも狙うことにします。

ガレージですから照明も欲しくなると思います。ドリルなどの電動工具やバッテリーチャージャーも使いたくなるでしょう。こういったワークライトなどがサッと使えるよう、物置付近には電灯線も延ばしておきたいです。

そして、青空ガレージならではの設備として、写真のようなマシンを繋留できるステンレスパイプも設置したいと考えています。これはサイクルストッパーといった名称で呼ばれているようです。

今回はここまで。次回からは工事の進み具合を少しずつ紹介できればと思っています。

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