2011年9月19日月曜日

活動休止中...

夏から始めた津波被害地でのボランティア作業。
事態はあまりにひどく、まだまだ力になれることがたくさんあることがわかりました。何をするかより、ボランティア作業者の姿が消えてしまわないことが大事だと思える地域があることもわかりました。

だから、できる限り通うことにしました。


強く突き動かされているので、二輪はしばらく活動休止ということになるかもしれません。
いえ、乗りたい気持ちが勝れば乗るというだけで、何も難しく考えることはないのですが。


<10月7日追記>

仕事内容は、側溝の泥かき、被災家屋の壁床はがし、草を刈りながらのがれき撤去、避難所運営の手伝いなど様々です。
例えば壁床はがしでは、同じくボランティアの大工さんの指導のもと、津波をかぶってしまった個人宅の1階部分を外壁と柱だけにしていきます。ぐずぐずになった内壁の石膏ボードと泥まみれの断熱材をバールとハンマーでガンガンいきます。業者に頼めば何十万円かの費用がかかる解体作業でしょうが、僕ら数人が黙って手弁当で力を貸せば、素人なりのスピードとはいえ着実に数日間で終わります。解体後きれいに掃除を進めると、これはひどいと思えていた家が、あとはプロに新しい壁と床を張ってもらえば快適に住めそうだ、と思える状態になっていきます。

労働力と機動力の提供は、多額の義援金に匹敵します。できるだけ大勢が向かうことが望ましいと思います。1回だけでも行ってみようと興味を持たれた方は、各被災地域の「災害ボランティアセンター」や「復興支援ボランティアセンター」に連絡をとってみてください。岩手・宮城・福島の三県へ災害支援に向かう車両には居住地の自治体が「災害派遣等従事車両証明書」を発行してくれ、高速道路の通行料の免除を受けることもできます。



2011年8月8日月曜日

箱根ツーリング

箱根の白銀林道を探索してきました。お誘いしていたarithさんとは都合が合わなくて残念!ソロでした。
箱根湯本の県道732号線沿い、早雲寺に隣接する町営駐車場(4時間200円)から230Fでスタート。白銀林道に続く道は、この駐車場から数百m西側へ進んだところにあります。
「白銀荘」の手前を左に入ります。
ここからが白銀林道。目立つ標識があります。地形図にメモを書き込みながら走りました。
メインの白銀林道(以下、本線)はしばらく舗装路です。
まず、進行方向に向かって右側、最初の支線が現れますがガッチリとした鉄ゲートで入れない。(「林道猿沢線」の標識)
次は左側、舗装区間で始まる支線。ここには気持ち良い300mほどのダートが2区間ありました。最後はターンパイクに突き当たって、片道1.5kmくらいで終わりです。(「大杉窪林道」の標識、上の写真)
本線に戻って走り出して、すぐに右側、急な登り坂の支線。荒れたコンクリ舗装とウオッシュアウトのひどいダートが交互に現れて最後はガレガレの登り。片道1.4kmくらいで撤退しました。(「桜山林道」の標識、上の写真)
左側、大きな石ゴロゴロ系の広い荒れ気味ダートが500mほど楽しめるが、すぐ立派な舗装路に出てしまう。1.5kmほど行って引き返しました。(「早川・石橋林道」の標識、上の写真)
右側、地形図では徒歩道だが舗装路が2kmほど続いて途切れる。その先はシングルトラックがあって100mくらいは進めたが障害物が多く撤退。(「早川・石橋林道」の標識、上の写真)
左側、舗装路1本。
左側、舗装路。
このあたりで本線が走りやすいダートになります。このダート区間は約2.5km。
本線がまた舗装になってしまいます。
左側、舗装路2本?
本線が200mほどダートになってまた舗装路。
右側と左側、ゴルフ場につながる交通量の多そうな舗装路。
右側、鉄ゲートで入れない支線。
左側、急なコンクリ下りの直後に薮がひどくて進めないダート。すぐに撤退。(林道標識なし、上の写真)
右側、舗装路。左側、舗装路。
右側、急な登りの支線。荒れた舗装が続いた先がダートになるが草が多く、最後は草だらけで進めなくなって、片道800mで撤退。(「豆板林道」の標識、上の写真)
左側、舗装路。左側、チェーンで入れない舗装路。
ここで本線が1.6kmほど高速フラットなダートになります。
ダートが切れたところで2本の舗装路と交わる交差点。またしばらく本線は舗装です。
しばらく行くと砂利が深めで快適に走れるフラット路面が1.6kmほど現れ、すぐまた500mほど舗装。続いて、ややガレつつも速度が乗るダートが4.2kmほど現れて、最後は椿ラインに突き当たって終わりでした。
ゲートの向こうはしとどの窟(いわや)という、走り屋たちが多く休憩している180度ヘアピンコーナーの所です。ゲートにはこちら側から見て左横に二輪なら通せるアキがありました。
椿ラインを登って休憩しました。いつもと全然違うコースで登って来た大観山は、いつもどおりライダーの溜まり場。当然オンロードバイクだらけです。カッコいいねえ、GSX-R。

結局のところ本線のダート率は50%もなかったんですが、数km程度であってもこの界隈でワインディング系のダートは有り難いです。次は草が少ない季節にもう一度走ってみたいものです。

2011年8月6日土曜日

ツーリングの準備

この日曜は230Fで箱根周辺の林道を探索してこようと思っています。

いつものように思い付きとGPS地図だけで走ると時間を無駄にすることが多いし今回は神奈川在住のarithさんも誘っているので、初心に帰って1/25000地形図で予習をしています。
メインは有料道路に沿うように走っている長い林道で、面白そうなのはそこから何本か出ている支線です。前者は1車線道路で、後者は軽車道。どこが舗装路でどこが未舗装路なのかは走ってのお楽しみかな。支線はそうは多くないので、たとえ1キロくらいの短さでも入り込んでみるつもりです。準備オッケーです。

準備といえば、今年こそはSXCで夏の連泊ツーリングか!?と思ってもいたんですが、おかげですっかり体調もいいので、休みの大半は泥かき作業などのボランティアで福島に行くことにしました。バイクは置いて空荷のトランポで行きます。装備は安全帽、スコップ、長靴、ゴム手袋、防塵マスクなどなど。不慣れなのでラリーにでも行くような緊張感で持ち物チェックをしてダッフルバッグに詰め込み中です。

2011年7月31日日曜日

朝だけ林道ツーリング

早起きして先週末のつづき。群馬の南側を3時間だけソロで走ってくることができました。

トランポを停めた道の駅を朝7時に出発。晴天の先週とは打って変わって天気は雨。霞がかかって見えていた山の上は始終本降りでした。
雨で走りづらいのは、むしろ舗装林道のほうで、未舗装林道は不意の水たまりやチュルチュルにドッキリするくらい。と言っても上の写真のような水はけの悪い所は道中数えるほどしかなかったです。

先週以上に時間が限られているので、枝道や作業道の探索はパスして一気にスーパー林道へ進み、先週引き返したポイントの先を目指しました。
上の写真がスーパー林道の前半。二駆の乗用車やオンロードバイクでも問題なく通過できそうなフラットダートが5キロほど続いていました。間違いなく「走りやすい」路面だけど、イージーかどうかはペース次第かなあ…

その先にまた続く5キロほどのダートは、意外なほどの荒れ具合が素敵でヒャッホウ!でした。このスーパー林道、数年前のガケ崩れで途中に通行止め区間があります。こんなふうに奥のほうが荒れているのは、だからでしょう。まさか縦みぞ系のウオッシュアウトがこんなふうに好きになるとは思っていませんでしたが…
最近では間違いなく「やった!荒れてる」と喜ぶ傾向があります。良い傾向です。

2011年7月24日日曜日

林道ツーリング

今週は正気を取り戻して?林道ソロツーリング。群馬県の南部を走ってきました。

7時半ころ神流湖近くの道の駅から230Fで出発。目標は御荷鉾スーパー林道に置いたつもりでしたが、途中に気になる林道標識の多いこと多いこと!
それぞれ入り込むと、その枝道が気になり、そのまた枝の作業道が気になって、なかなか出てこれない。それだけダートが縦横無尽にある一帯のようです。けっきょく予定していた時間の大半をスーパーじゃないノーマル林道で過ごしました。
新しく作られている林道も少なくないようでした。これがきっと何年か経つと味のあるダートになるんでしょうね。どれくらいの時間が必要なんでしょう。例えば、少しふわっとした土質にゴロゴロ石をまぶして、ところどころにクレバスをトッピングしたような、スウィートなダートになるのには。
だいたいこんなふうに行き止まりまで行って、ようやく満足して戻ります。ひとりなので下りの突き当たりなどは多少緊張しますが、小さな230Fなので何があっても比較的ラクです。
そんなことをしていたのでスーパー林道には大遅刻で到着。残念ながら時間切れで、途中で引き返さざるを得ませんでした。
もっと走りたい感を残してバタバタと撤収。スーパー林道は思っていたよりずっと路面に変化があって面白かったこともあるので、この続きは必ずまた。

2011年7月19日火曜日

奥多摩

祝日の朝、SXCで気ままな散歩に繰り出しました。

都心からなんとなく西に向かって檜原(ひのはら)街道を進んで辿りついたのは、間違いなく都内で一番のワインディング。大型に乗り始めた頃に何度も通った、奥多摩周遊道路です。
オフロードバイクだと場違いな感じもしてしまうほど、ここの雰囲気はサーキット。しばらく続いていた二輪の通行規制は数ヶ月前に解除され、自由に往復を楽しめるようになっていました。ただ速度違反の取り締まりは多いです。

ここの舗装のあまりの素晴らしさに、つい思わされましたよ…。車種は何であれ、週に1度ここをサラッと攻めにくるだけのバイクライフは十分ありです。というより、それでいいじゃないか。ガチャガチャと暑苦しいプロテクタ着けて、チューブや車載工具どっさり持って走るなんて面倒くさすぎるじゃないか。

失礼しました。おそらく連日の暑さで正常な判断力を失いかけています。

2011年6月26日日曜日

林道ツーリング

この週末はサラエンデューロの先輩たちと諏訪方面を走ることができました。
しっかりと林道を走りこむのは今年最初なので少し気遅れ気味でスタート。しかし走りだしてみれば、やっぱり信州の山を走る気分は最高でした。
上の写真は、何とも雰囲気の良いウッズでシングルトラックを見失ったところ。一見いくらでも走り回れそうに見えるのに、雨で滑る倒木が地面のあちこちに隠れていて、なかなか行きたいほうに行けない不思議ゾーンでした。
上の写真は、かなり楽しくて印象に残ったガレ林道。通過した雨で川のようになっていました。

遅かったスタートとはいえ今年もあと半分ありますね。巻き返すつもりで腕を磨ければと思います。

2011年5月21日土曜日

里山探索

行き先を決めずに230Fで走り出し、なんとなくたどり着いた東京の西の外縁部のほうを探検してきました。奥多摩地域までは行かない、最初に突き当たる低い山々のあたりです。

都内にもこんな雰囲気のいい所があるんですね…
ちょうどこの写真の先の方にちらっと見える里山で、さっそく林道探しです。
最初に見つけた、かなりいい雰囲気のシングルトラック。ジメジメしていないし路面も楽しい。でも数百mで行き止まりです残念。
ここもすぐに行き止まりでした。
なんとも気持ちいい竹林に、ちょっと出来すぎなほどのダートを発見。ここは奥のほうまで続いていて当たり。ついつい何度も往復しました。
どうやら送電塔保守道に通じているようでしたが、ちょっとしたハイキングコースらしく、ときどき写真のように大きな建物の横をかすめるのは少し緊張しますね…。今日は休講で人の気配がない大学でした。

と、それなりに楽しめました。ただまあ、もう一度わざわざ走りに行くほどのダートはないというのが探索の結論です(笑)。

リハビリ進行中です。

2011年5月15日日曜日

ひさしぶりの河川敷散歩

背中、ねじっても痛くなーい。大腿部、ニーブレース当てても痛くなーい。ということで、何ヶ月ぶりかの気ままな散歩を楽しんできました。
やっぱり初夏の草の匂いはいいですね。
草のなかでもとくにシロツメクサの匂いって極上じゃないかと思うんですが、今日はシロツメクサとアカツメクサが混ざり合って群生している所を見つけました。
関東でこれだけ暖かくなったということは、つい先日まで雪が降ったりしていた被災地でも、ようやく暖かくなってきた頃でしょうか。

2011年5月3日火曜日

活動再開

2月に怪我した背筋まわりの痛みがようやく落ち着き、ウァゥッなんていう変な声を上げることなく横になったり起きたりできるようになりました。後半は他の所の痛みが目立ちだして、ああ腰も打っていたんだ、肋骨もかなり痛いぞなんて分かってきて、しかもこっちをかばうとあっちが痛くなる連鎖もあって、今回は相当参りました。とにもかくにもクリティカルヒットでした。

そんなことで2ヵ月以上も活動停止してしまったわけですが、この間には先の大地震と大津波があって、もっとずっと長い期間だったようにも感じています。最も被害が大きかった東北地方の皆さんのことを思えば何でもない事態とはいえ、ここ東京でも小さくない生活の混乱があり、ひんぱんに続く余震と原発事故は家族をとても不安がらせ、とても休日に家をあけるような気分ではありませんでした。だから、もし怪我をしていなくても普段どおりとはいかなくて、世間で言われる自粛ということでもなくて、やっぱり今頃になって動き出していたんじゃないかと思います。

活動再開にあたって思うのは、五体満足で生きていて、家族も無事で、ガソリンもあって、バイクに乗れるなんて、それだけですごく幸せだということです。今なら、あまり欲張らずにライディングを素直に楽しめる気がします。サスがプアならプアなりに、車重が重いなら重いなりに、あれこれ贅沢を言わず楽しめそうです。

しかしそこに、やってきたんです。サラエンデューロに注文していたニューマシンが。


忘れていた!わけでは当然ありません。しかし受け取ったところで乗れないので、納車を先延ばしにしてもらっていて、いやけっこう存在を忘れていましたよ(汗)。

もうバイクだったら何だっていいよと思える、そんな今なのに、これはまさに戦闘機。震災前の自分から挑戦状が届いたような気分です。

2011年3月19日土曜日

バイクとエネルギー

あの強烈な地震と津波から1週間。しかし原子力発電所事故の危機は去らず、被災地では厳しい寒さが続いています。多くの方々の不安と絶望を思うと切ない日々です。
この国に暮らす者として、これは時代の変わり目に違いないと僕は思っています。原子力は安全だというウソが絶対に通用しない新しい時代は、きっと元通りの生活を許してはくれないでしょう。どういう未来にしていきましょうか。少なくとも、今回の事故の反省を生かした未来にしませんか。それこそ、いま必要な希望ではないかと思っています。

さて、基本的に被災地ではない首都圏でなぜ、という疑問もありますが、東京ではガソリンが手に入りづらい状態が続いています。
僕が見てきた今朝9時頃の都内の様子です。

千代田区内のエネオス。僕の印象ではあちこちで半数以上のスタンドが閉店しています。それでも数台の車が並んで入荷の情報を待っていたりします。

東京ドーム近くのエネオス。長い行列の最後尾につくのが大変そうです。

目白通り沿いの出光。といってもスタンドは信号を2つ越えた先のほうにあって見えず、ここが列の最後尾です。とりあえず最後尾について情報を得る感じのようです。

これも目白通り沿い。分かりづらいですが、ハイオク2000円までという販売量制限が2500円になり、次は3000円と、少しずつ緩くなってはいるようです。

これまでもエコロジー的な観点からは少し後ろめたい思いがあった、大好きなバイク。エネルギーが不足すること必至な今後、一体どれくらい乗れるんでしょうね。いろいろ考えさせられる風景でした。

先月の怪我はだいぶ良くなり、舗装路なら230Fに乗ることができるようになりました。個人として、あるいは仕事を通じて、どう生活支援と復興に寄与できるのか思案中です。

2011年3月14日月曜日

東日本大震災

地震と津波で被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地では大切な家族と連絡が付かず生きた心地がしない人が大勢いらっしゃることでしょう。
一人でも多くの皆さんが元気に再会できますよう、心より祈っています。

2011年2月28日月曜日

ツーリングの持ち物

つい先日、ツーリングのときに持って走るデジカメを新調しました。カシオコンピューター製EX-H20G!
GPS受信機を内蔵していて、写真データのExif領域に撮影場所の緯度と経度を記録してくれるカメラです。あれだけ普及しているiPhoneにも同様の機能が普通に盛り込まれているので有り難みが薄いですが、こういうGPSデジカメは少ないので、これはなかなかワクワクする選択でした。

これをツーリングで使うと、写真の撮影場所がGoogleアースやGoogleマップで一目瞭然です。だから、ツーリングライフは少なからず変わるはず。写真を撮って回る旅にしようかな、どこに行こうかな、とウキウキしていました。

いいなあ、写真を撮って回る旅!!

そして、初めてこれを持って走ったのが先週末のサンドラン。普通のコンパクトデジカメより広角側が広くていいじゃんと感心したりしながら、ウェアの胸ポケットに入れていました。結果としては、持ち主と一緒に地面に叩き付けられました。
ええっと、この記事を「EX-H20G」で発見された同カメラのファンの方はぜひ上部の樹脂フードの内側の様子をお楽しみください。四角いのがGPSアンテナですよね…。
それはさておき。メーカー修理に送り出したところ、修理は無理だそうで、壊れたままのカメラがそのまま返送されてきました。少し期待してみたけどダメでした。さようなら、写真を撮って回る旅。

人間はカメラと違って自然に治るからいいですよね。少し痛がりながら自宅から駅まで早足で歩けるようになりました。背骨の曲げ伸ばしがズキーンと痛いのでバイクはまだです。

2011年2月20日日曜日

サンドラン

FLY!BIGを走るこの週末、今年もGSセントラルの皆さんとサンドランで遊んできました。

昨年は燃料不足でヒヤヒヤしたのでラージタンクで。そして新品のエンデューロタイヤで。

下は、初めてやってみたオンボードカメラ映像。振動でブレブレだし状況は良くわからないし、上手には撮れませんでしたが、自分の走りが去年とはまるで違っていることを考えながら遊んでいる様子です。
曲がりたいときはまずマシンをバンクさせて、シートやステアリングヘッドからの入力でバンク角を調整しながらアールを変化させていく感じになったと感覚的には思うんですが、うまく説明できません。
この間ハンドルにつく舵角もホイールのグリップもあまり意識していない。とにかく曲がりゃあいい。だからオンロードでよく使う多角形コーナリングとはまるで違っています。説明できないって、どういうことなんでしょうね(笑)。バイクって不思議だし面白いよなあ。






そしてこのあと、H川さんから借りた530EXCで同じことを意識しながら遊ばせてもらいました。タイヤはニューのSCORPION XC。すんごいです、このマシンが。例えがマニアックだけど、僕が乗ってみたことのあるマシンではCRF250Xで固いダートを走っているのと変わらないような印象。こんな路面なのにパワーも直線的に立ち上がる感じ。

こうなると緩いコブのある砂丘はもうフリーライド天国で、一人乗りのジェットコースターだなこれは!と思っていたら、ちょっとしたバンプの先に4WDの深めのワダチ。ここでアクセルをきっと緩めたんでしょう。ハンドルが大きくふられて叩き落とされました。前転系で、しばらく動けないクリティカルヒット。背中を強打しました。530がそんなに簡単に言うこと聞くわけないか…。こういうアトラクションだったか…。
そして、1日早く「FLY!530」というか「FLY!自分」で終わってしまったという。残念な僕です。

SXCは仲間に積んでもらい、帰りは姿勢を変えるごとに呼吸困難になる状態でトランポを運転しました。行かなきゃFLY! BIG…って、もうこの時点では無理だと分かっていますが(汗)、熱が出ていて、途中のパーキングエリアではシートも倒せないまま2時間くらい気絶。でもなんとか自宅には辿りつけました。(皆さんご心配をおかけしました)

これを書いている今も姿勢を変えるのがつらくボルタレン50に助けられている状態ですが、救急外来の診断では背骨に異常はなく背筋の損傷だそうなので、ニューマシン増援が来る頃には楽になっているでしょう。

しかし前述した曲がり方、書いていて不明だったのは最初のバンクのさせ方。どうやっているんだろう。一瞬のアクセル戻しでマシンのバランスを崩しながら下半身からの入力で倒しているとしか意識できないし後輪側から倒している「つもり」なんだけど、わだちを抜けたいときはどうしている!?そこで前輪が食いつきすぎたのが今回の敗因??
何を反省して良いのやら分からないまま、イテテ。

そんなわけで、FLY!BIGは欠場です。。

2011年2月7日月曜日

コースランの相棒

このブログでは「ニンジャが気になる」とか「テネレが気になる」といった話をときどき書いています。だから、こいつオフロードをやめてオンロードに逃げ出そうとしているのでは?と感じている方もいるんじゃないでしょうか。僕自身、このブログの底流にはいつも、オフロードを続けるのか続けないのかハッキリしないライダーの苦悩があると思っています(笑)。でもオンロード系の話は、あくまでバイク乗りとして自由に欲張りでありたいという話のつもりでいます。

様々なマシンが気になる話は、ここしばらく東北道や第三京浜や箱根を走りながら考え抜きました。いくら自由に欲張りたいとはいえ、今は何でもかんでも実現するのはとても無理な状況。自分にはいまツーリングしたい欲求が強いのか、コースやラリーを走りたい欲求が強いのかを良く考えて、絞り込もうと。そして、1台だけ増車しようと決めました。車種は、あれです。(つづく)

なんて秘密っぽく引っ張りながら、今月の後半にはFLY!BIGというイベントに参加することにしました。飛べ!ビッグオフですよ。だからコースランの相棒はSXCですよ。会場は川越のオフロードヴィレッジ。えええ、こんなデカいバイクでMXコースなんて無理〜という思いもあるけど行ってみます。きっと皆さん同じような気持ちでの参加でしょうから(全然違ったりして)。
これまでラリータイヤのMT21ばかり履いてきたSXCに装着するのは、次のELD500用に仕入れたEDタイヤ、シックスデイズエクストリーム!!さて、どれだけ心の(?)支えになってくれるんでしょうか。
三橋淳さんによるレッスンも楽しみです。

2011年1月16日日曜日

箱根ツーリング

近所の中古バイク屋にZRXやFazerなどのオンロードバイクを眺めに行ったら、初めて近くで見るXT660Zが置かれていました。オッとそれに気付き、ついしけしげと眺め入ってしまい、ハンドルをつかんでみたりしちゃって、あー、これ自分のバイクっていう気がするよと独り言を口にしてしまった瞬間から、単気筒テネレが気になって仕方がありません。
ホイールトラベル、ブレーキ、シンプルさ、傷に強そうな外装、軽そうな樹脂タンクと、どこをとってもツボ。素晴らしいバイクに思えます。ツーリングバイクとしての底力を感じます。
そんな単テネのかわりが、625SXCには無理だとまでは思っていません。でも、ダートに入った途端に待ってましたとばかりに振動が消えてリッチな乗り味で感激させてくれるSXCも、アスファルトでは弱点がいろいろ。ゆっくり走る気になれなくて、そのくせワインディングを攻めればフロントが頼りなくて、ブレーキのフェードが心配。渋滞に巻き込まれればオーバーヒートするし、信号では980ミリもあるシート高に緊張させられます。
そんなSXCを今日はツーリングバイクに見立てて、箱根を走ってきました。キリリと締まった冬の空気と椿ライン、ターンパイク。あれこれ気になりながらも、気持ちよかったです!