2010年9月26日日曜日

房総ツーリング

今日は、千葉南部の林道をarithさんと走ってきました。
まだ新車に近い彼のKLX250がキレイすぎるので外装を慣らそう!なんてことを相談しながら(ひどい)、房総に幾つかある悪路で有名な所に行ってみようという約束をしていたのでした。
今日の主なメニューは、竹岡林道、六本木林道、東粟倉支線。
どの線も噂に違わず荒れていて面白かったですが、いちばん苦戦したのは竹岡林道の登りだったと思います。
クレバス多めの路面に水が湧いていて、いったん停まってしまうとグリップしない…。arithさん途方に暮れています。
230Fの僕は東粟倉支線でペースを上げてみたところコントロールを失ってコーナーのイン側にオーバーラン。追い付いたarithさんに助けてもらいました。やはり林道では仲間がありがたいです。

とくに房総一帯には詳しくないツアーリーダーでスミマセンでしたが、初めての所が多くてワクワクしました。
房総には近々また行ってみたいと思っています。

2010年9月21日火曜日

ELD500

GSセントラルの2泊1日イベント、ELD500を走りました。

自宅からキャンプ地に向けて出発しようと思っていた時刻の30分前、今回のルートブックは長すぎてマップケースに巻き取り切れないということが判明。軽量PPC用紙を使って作業を最初からやり直し。ああ、先が思いやられます。
当日は04:00前に起床して、04:30からブリーフィング。発表されたCPの開設時間などをメモして、排気量順にマシンを並べてスタンバイ。625SXCで真っ暗な中をスタートしたのは05:12でした。
まめなエントラントは上の写真(翌朝に撮影)のようにCP通過時刻などを細かく予定しています。僕はアベレージ27km/hベースで、09:30にCP1、11:45にCP2、16:15にCP3、20:00にCP4と通過して、ゴールETAは01:00というプラン。ブリーフィングで発表されたCPのクローズタイムによるとCP3とCP4には遅刻の見込みですが、だからといって単純に早めることは無理っす。
05:47。日が差して明るくなった頃に舗装路でクルッと回転するように転倒。さっそく小さな自信とリアウィンカーを失いました。しかもマシンと自分の足元の両方が滑ってなかなか起こせない。このあと数時間はヤバい感じの腰の痛みに苦しめられることになります。
07:16。70キロ地点。崩落が連続している区間を通過。左足を着きながら消極的に行くのはむしろ危なそう。
このあと08:53にCP1を無事に通過します。
09:24。131キロ地点。帯状に見えているコケのせいで舗装路では速度が上がらないけれど、この時点でのアベレージは29.3km/h。ゴールETAは23:00といったペースです。
09:50。143キロ地点。敵に見つからないようマシンを隠した。ではなく、木の枝に引っかかって抜けられなくなった。焦れば焦るほどフロントフォークあたりに絡まって、困ったことになっています。
本当のコースは数メートル右側。
10:13。145キロ地点。グリップの悪い登りの途中でスタック。押しもうまくいかず途方に暮れましたが、後続のA井さんが手を貸してくれ助かりました。
このあたりから、いちいちスムーズに進めなくなりました。上がった息を整えるための休憩も多く取らざるを得ません。
11:03。148キロ地点。これまでSXCで走った中で最悪の路面。段差とウォッシュアウトが目まぐるしく連続する落ち系ゲロ。というか無理だから系ゲロ。
いや待てよ。これは5月に230Fでギリギリな感じで攻略したT代山連続ステアケース!同じ場所をSXCで走らされてるよ〜。
この時点でのアベレージ23.7km/h。ゴールETAが03:30に遠ざかりました。
12:57。158キロ地点。最も苦手とする激坂登りをクリアできない。迂回路を探しまわりますが見つかりません。アベレージは一気に20km/hを割り、ゴールETAは07:30。
このままでは先へ進めないのでスタッフに連絡してエスケープコースの指示を受け、183キロ地点のCP2をクローズド後の14:25に通過。ステージ3へ進みました。
15:00。192キロ地点。これまでとは打って変わって快適な高速ダートが続きます。
すっかり元気になり、アベレージは20.8km/hに回復。
16:12。230キロ地点。マップの橋の絵からは想像も付かなかった景色にびっくりしながら天竜川を渡ります。アベレージは21.5km/hまで回復。ゴールETAは06:00。
16:53。253キロ地点。あと100メートルも走ればダートが途切れると分かっている所で手強そうな下り。タイヤの当て方を考えながら1枚。この程度ならば爽やかに楽しめるようになっている自分を感じた幸せな一瞬?
17:04。258キロ地点。ヘルメットの中でオオッ!と叫んでしまう素晴らしい景色を眺めながら補給食で休憩。
18:32。300キロ地点。この6キロ先でCP3に到着。この間、遅れを挽回できるほどにはペースが上がっていません。
ほぼ同着でCP3に入った他のエントラントとも相談し、先へ行くのは無理だと判断してゴール地点に直行することにしました。
キャンプ地には20時過ぎに帰着。
気力と体力は残っていたので不完全燃焼だけれど、速さが足りないのは事実なので仕方がないです。どうして速さが足りないかと言えば、普通に走っていても遅いうえに、転ぶから。登れないから。くそー。

でも、これこそ自分の趣味なんだと、楽しいと、今回はそう思いました。

超ボリュームのコースを準備してくれたスタッフの皆さん、走る勇気を分けてくれたエントラントの皆さん、感謝しています。また走りにいきます。

2010年9月17日金曜日

ELD500準備

週末に走るクラブイベント、ELD500の準備で毎晩バタバタしています。

このELD500、ツーリングということになってはいますが、スタッフの皆さんの入念な準備によるコースは、まさに本格林道ラリー。ルートブックは巻く気も失せる大ボリュームです。
これはもうスポーツとして真剣に向き合うしかないですから、装備類はラリー競技と何も変わりないものになります。
ファーストエイドキット、ホイッスル、セルフリカバー用のロープなど、社会人としてのマナーは重視しましょうか。水はCAMELBAKの2リッターで、疲労対策でクエン酸混ぜようかな…。あとは、スペアチューブ、工具類、ヘッドランプ、補給食、GPSなど。

ゴールまでの距離は530キロ。またどこかでバテるか心が折れるかして自分はやっぱりラリーパイロット失格だと確認して終わるも良しだと思っていますが、早朝05:00にスタートして休憩込み平均速度27km/h程度で走り、約20時間でゴールというペースで走ろうと思います。
このブログのタイトルどおり、ETAは01:00です。

2010年9月16日木曜日

X2ヘッドライト試走続き

この週末に走るELD500に向けてどうしても見極めておきたいのが、ナイトランにX2ヘッドライトを採用するかしないかです。
僕の625SXCは以前からラリーブラケットでヘッドライトマスクを前方にオフセットしていますが、X2ライトに付属してきた樹脂プレートを利用して、下側の爪をさらに前のほうに設けることにしました。角度はこれで良さそうです。
さっそく走ってみたところ、2インチHIDは1.2車線ほどの道を上の写真のように照らすようになりました。明るく地面の具合が掴みやすく、かなり好印象です。常時これでもいいじゃないかと感じます。
4インチHIDは上の写真のような具合で、こちらも好印象です。なにしろ真正面を照らしているので先の様子に早く気付け、とくにフラットな路面で速度を上げていけるのは4インチHIDのほうだと感じます。ただし、街中では迷惑になりすぎて使えません。

X2ヘッドライト、採用することにします。

2010年9月12日日曜日

X2ヘッドライト試走

2インチ径の「ロー」と、4インチ径の「ハイ」の2灯が上下に並んだX2ヘッドライト。さっそく試してみました。

まずはスイッチをロービーム位置に。
2インチのHIDランプが点灯します。オフからだと安定するのに数秒かかります。
最初の印象としては、まず光軸が低すぎる。そして照らす範囲が意味なく狭すぎる。でも意外に外周にはフラッドな光も広がっています

続いてスイッチをハイビーム位置に。
同時点灯するようにしてあるので、数秒して4インチのHIDランプが追加で点灯します。
最初の印象としては、2インチ側の光と4インチ側の光が重なったところが眩しすぎる。上の写真のような暗闇ではとくにそう感じます。そしてやっぱり光軸が低すぎる。

光軸はマスクの取り付け角度を何とか調整するとして、同時点灯が眩しすぎるというのは予想外だったので、同時点灯のための線はいったん外します。

再度、スイッチをハイビーム位置に。
これが4インチのドライビングライト1灯だけでの配光です。
丸くてムラがないですね。
この配光が良いのか悪いのかの判断はともかく、明るさとしては4インチだけで十分なんじゃないかという印象です。
あとは、光軸を上げてどうなるかだと思います。調節機構がないので工夫しないといけません。

2010年9月11日土曜日

X2ヘッドライト

ELD500でのナイトランが楽になるといいと思ってショップに頼んでいたHIDヘッドライトが到着しました。
KTMの純正パワーパーツにも採用された Trail Tech のX2ライトです。
625SXCの純正ヘッドライトはH4バルブなので、まずデイトナのH4型コネクタを使って変換コードを作りました。ライトスイッチも無改造にしておけば、いつでも純正マスクに戻せるはず。
上下2段のうち小さいほうのランプは見るからにスポットふうなので単独では使えないだろうと思い、ロービームはポジション球の線から電気を引いて、ロー時でもハイ時でも点灯できるようにしました。スイッチオフで全消灯、ローで大きいほうだけ点灯、ハイで両方点灯のつもりです。
では!というわけで、スイッチをローに入れてみます。
うわっ。小さいほうが点灯するの?何か間違えた?
結線は間違っていません。あわてて英文の説明書を見たら、ロービームは2インチ径、ハイビームは4インチ径と書いてありました。これが正解です。
本当はこっちにもお金をかけたかった…シックスデイズエクストリーム欲しかったなあ!と思いながら長期在庫の新品MT21を前後に装着。ラージタンクも装着。ELD500、準備オッケー?

2010年9月6日月曜日

午前だけツーリング

2週間後に近づいたELD500は、練習機230Fではなく625SXCで走るつもりです。
だから週末は625SXCに絶対乗るんだと決めていたんですが、相変わらず中途半端な時間しか確保できなかったものだから、相変わらずシーズンオフのようなコースを散歩することになりました。

朝6時に練馬の自宅を出発して17号線で足利付近まで移動し、まずはT川河川敷の長い砂利道を下流方向へ。
左岸から右岸に移る直前、せっかく通りかかったので先週230Fで走ったコースにもチャレンジ。230Fで厳しいと感じるところは当然625SXCでも厳しいですが、いちいちショックを拾ったり跳ねたりしないのが嬉しい場面も多く、230Fにも高性能サスがついていたら良いのにと思わされました。
T川の砂利道はW遊水地付近で行き止まりだと思っていたので後半はまた国道で帰ろうと考えていましたが…
右岸側から支流のE川に乗り移ればまだまだ先まで進めることが分かり、結局、東京都内まであと10kmを残すだけという所まで南下できてしまいました。
総走行距離200km、アスファルト率60%、6時間弱。うーん、いい散歩コースです。

次の週末はHIDヘッドライトを装備しての試走を予定しています。ちゃんと明るいといいのですが。