2009年12月1日火曜日

意外に優しい625

ようやく復活したKTMで、某河川敷のフラットダートを散歩してきました。

08年のラリーモンゴリアでエンジンの左側面を岩に当ててクラッチカバーを割り、その破片で内側のクラッチハウジングにもダメージがおよび、そのままの状態で1年近くショップに預けてあった625SXC。
修理をお願いする費用の捻出にそれだけ時間がかかってしまったのも事実ですが、それより、自分が土の上でマシンを自在に操れないことが面白くなくて、モンゴルを完走できなかったことも面白くなくて、バイクに乗ること自体から(それが怖くなったから乗れないとか言い訳をしながら)気持ちが遠ざかっていたというのが正直なところだったりします。

そんな自分がダートバイク好きに戻れるようカンフル剤として処方しているCRF230Fの作用があったからかどうか、ラリー用のラージタンクを降ろしノーマルに近い状態に戻った625は意外なほど軽快で、優しいマシンだと感じました。
しっとりと良く動くサスペンションにも、地面をうまく掴むエンジン特性の良さにも、あらためて感激。アクセルへの反応と突進力も凄くいい。怖くなんてないし、むしろイージー。
でも、これはあくまでフラットダートでの話です。ハードな場所やSSを走り終えたあとに同じことを言えるようになりたいと思う、秋の空でした。

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